2015年11月24日火曜日

冒険

つい先日、新たな土地に引っ越したのですが
近所にいつも店の前でシェフらしき人が立っているイタリアンがあって
通る度ずっと気になってました





店構えはおしゃれでもなく汚くもなく普通
立てかけてあるメニューの内容もいたって普通
ただ店の中は常にからっぽ










夕飯で近所の店を開拓しようということになり
食べログでいろいろ検索しても近所で口コミのデータがあるところがほぼなし






そうだ、ここきになるよね〜
どうする?
行ってみる?
まずいかもよ〜?
でもこの辺あんま人いないからきっと夜は出歩かないんぢゃない?
なんだか誰も来なくてかわいそうになってきた
しばらくここに住むんだから食べてみておいしいか早くスッキリさしたほうがよくない?





となり意を決して、中へ






待ちわびた客だからとさぞかし明るく迎え入れてくれるかと思いきや

そうでもなし






メニュー表をみる

わりかし高いけど仕方ないから何品かご飯を選ぶ








ドリンクを選ぼうとページをめくる

なぜかカタカナで『ドリナク』になっている
見ても明らかに普通の日本人のおじさんと若めの兄やんがやってる店なのに






嫌な予感がした













一通り注文して
トイレを借りる為にキッチンの横を通ったので
チラ見する


まな板の前に立ったシェフが慌てたように



はっ!!
と振り返る





なぜだろう。。














店員同士はずっと話してるけど
他の客が誰もいないから
しゃべりづらい












響いているのは永遠と
カチカチカチカチカチカチ






缶とスプーンの音






















かなり早く全品揃った







最後まで包丁のコンコンする音とか
ジューーーって音とか、なかった






味は、言うまでもない。


















やはり冒険は危険がつきものだと学んだ








山本










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