社内で通勤時間が一番長いのは私です。よく、疲れない?とか遠くない?とか、することなくない?と言われたりもしますが、時間はいくらでも潰せるし、案外それが考えられる時間にもなるし、学生の頃から1時間くらいかけて学校に通っていたので、そこまで苦痛に感じていませんが、
やっぱり夜遅くなると、時々しんどいときもあり…近いといいなとうらやましくも思ったりします。
先日 "世界の果ての通学路" という映画をみました。タイトル通りなんですが、胸があつくなりました。
ケニアのサバンナを象やライオンに襲われないように1時間半、駆け足で学校に通う小学生。
片道4時間間かけていくつもの山を越えて通うモロッコの女子学生。
妹を乗せ馬に乗って1時間、パタゴニアの村から通うアルゼンチンの小学生。
ぼろ車椅子で1時間半兄弟たちとかようインドの小学生。
こんなに小さな子達が、山を越え、川をわたり、岩までも登りながらここまで時間をかけて学校に通うなんて驚いた。毎朝家族に祈られて家を出る。
無事でありますようにと。
それに比べると、わたしなんて生ぬるいものです。毎朝行ってらっしゃいと見送ってくれる家族はいるものの、冷暖房の効いたフカフカの椅子にゆられながらの1時間の電車なんて…心地よくて居眠りなんかもたまにします。
けれど、今もこうして地球のどこかで、ひたむきに学校を目指す子供が、登下校していると思うと、感慨深いです。みんな今日も無事に学校に通えていますように。
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