もう11月突入!!
営業の鈴木です。
私、最近チェックしてなかったCHECK柄に注目しています!!
イギリス、スコットランド発祥のタータンチェックは単なる柄でなく、日本で言えば家紋もようなもの。
柄の一つ一つに歴史があり、そして意味があります。
もちろんそれぞれ名前もしっかり付けられていて、身分により色や使用する色数が制限され、身分が高くなればなるほど色数は増し柄は複雑になるといいます。
例えばタータンの中でもよく見かけるこちらは、
例えばタータンの中でもよく見かけるこちらは、
「Stewart Royal(ロイヤルスチュワート)」
今はエリザベス二世が個人で所有しているタータンで、家臣たちはこのタータンを身につけます。
こんな風に制服に採用して、女王への忠誠心を示しているのだといいます。
さらに遡れば元々はスチュワート家というスコットランド王朝の柄で、ジョージ5世によって一族のタータンとして採用されて今に至ります。
イギリスとスコットランドを象徴する柄であり、王室が愛用してきた柄はお好きな方にはたまらないのではないでしょうか。
続いてこちら、
「Black Watch(ブラックウォッチ)」
これもタータンを代表する柄の一つ。
意味は黒い時計ではなく、黒い監視兵です。
簡単に言えば軍用タータンになります。
そして戦争の影響で一時期、使用が禁止されたタータンの中でこのブラックウォッチのみ禁止の対象外となり当時からずっと使われている柄。
そして戦争の影響で一時期、使用が禁止されたタータンの中でこのブラックウォッチのみ禁止の対象外となり当時からずっと使われている柄。
歴史自体は古いタータンですが、禁止されていた時期の影響で今あるほとんどが1800年以降に新しく生み出されたのもの。
このブラックウォッチを元に多くの柄が作り出されたので、今のタータンの元祖と言っても良いかもしれません。
「Gordon(ゴードン)」
これがまさにブラックウォッチを元に作られた柄です。
このタータンは正確にはドレスゴードン。
白が入ったものは正装用や一族の奥さんが好んで愛用していた色合いになります。
また軍用とは違った意味をもつタータンです。
ちなみに、
ここら辺もしっかりとタータンチェック。
ただ上記のような一族を示すような昔からの柄は「クランタータン」と呼ばれ、企業が作った柄は「ハウスタータン」と呼ばれしっかりと区別されています。
歴史的にはいろいろあったイギリスとスコットランド。
使っているタータンの意味を知るだけで、注目度も変わりますね!
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